弾道データの見方がある程度わかってきたかと思いますが、これまでの知識は、ドライバーをターゲットとしたものでした。しかし、アイアンもデータ計測する時代ですから、そのあたりも補っていきたいと思います。
アイアン選びの際の一つの基準としては、番手×1000rpmが回転数の目安という考え方です。7番で7000rpmということです。この基準は私的には、スピン重視な選び方だと思っています。もう少し飛距離重視なら番手×1000rpm-1000rpmです。7番で6000rpmということですね。
この基準値が出れば角度などはあまり気にしなくて良いです。角度が立っていてもスピンがかかるようになっているアイアンもあれば、その逆もありますから。これだけで決めてしまうのは浅はかなので、ここから説明することをやるとより長く使えるアイアンを見つけることが出来ると思います。
アイアンは何より現場での性能が重要です。様々なアンジュレーション、ライから的確に打てることが性能の高いアイアンということです。つまり、現場で通用しなければ価値はなく、ただの鉄の芸術品です。つまり、”現場で実際に試す”ということが必要になるわけですね。
幸い、日本にはクラブのレンタルサービスがありますから、そこからレンタルしてコースに持っていき、気になる環境で打ってみることを強くおススメします。もし、「1回コースで使ったくらいじゃ分からない」というのであれば、それは本当に分からないということですから、かっこいいと思う方を買えば良いのです。